今年の3月、京都の広隆寺で見つけた「十善戒」なるものですが
これです。
京都からの帰り、電車の中で暇つぶしに一つずつ確認していました。
不殺生 :「殺さない。」
不ちゅう盗:「物を盗まない」
不邪淫 : 「みだらな男女の関係をしない。」
不妄語:「うそいつわりを言わない。」
不綺語:「たわごとを言わない。」
これ、「たわごと」の解釈が少し難しいですね。
冗談、なら言ってもいい気がしますが 馬鹿さ加減の度合いが
高くなるようなので やはり あまりにも 周りから引かれるような
きつい冗談はやめましょう、ということでしょうか。
不悪口(ふあっく):「悪口を言わない。」
不両舌:「二枚舌を使わない。」
不慳貪(ふけんどん):「物を惜しみ むさぼらない。」
不しんに(難しい字です):「怒り、憎みません。」
不邪見:「間違った考え方をしません。」
これも 時々難しい。
なぜかと言うと その時は「正しい」と思っていることですもんねえ。
でも、言い換えると、「正しい!」と信じきっていることこそ
時々は 客観的に 見ることも大事なのかもしれませんね。
以上、意味が曖昧なので なんとなくできているような、でも
全部できていないような、自分への戒めになるものだなあと
思いました。
時折思い出して確認せねば。
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