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Hawaiian LomiLomi サロン 華(レフア)邸 lehuahouse.exblog.jp

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Since May 2009.ハワイ島留学時代から現在まで、つれづれに綴っています。


by 華(レフア)邸
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家族って。 ドラマ『カルテット』感想ネタばれ


家族って。   ドラマ『カルテット』感想ネタばれ_f0247600_22451393.jpg









『カルテット』最終回が終わってしまいましたね。
楽しみにしていたドラマが終わる時はいつも さみしいです。

ちょっと不思議なドラマでした。
最初は、登場人物が謎に包まれていて 半信半疑で 疑惑から見始めた
感じでした。
まきさん(松たか子)は 「ご主人を殺しているのかしら」とか
すずめちゃん(満島ひかり)も「お金のためにスパイするんだ。
なんて女の子だ。」とか
家盛さん(高橋一生)も 「軽そうな人だし、いろいろ細かいなあ。」
(これは疑惑ではありませんが)」。
別府さん(松田龍平)は唯一 なんとも思っていませんでしたが。

でも、少しずつ 回を追うごとに 4人の生い立ちや エピソードが出て
来て、他の3人と一緒に 私も 見ているうちに どんどん 心が開かれて
いって 彼女たちを心から受け入れていったような気がします。
ああ ちょっと変わった人生を歩んでいるし、変わった人たちだけど
でも 疑わなくていい。いい人たちだなって。
この人たちも私たちと同じように一所懸命生きているんだって。

最終回、まきさんが 裁判沙汰になって 週刊誌に取り上げられて
しまって云々のところは 悲しかったです。
全然そんなんじゃないのに 世間は 冷たい、偏見だらけなんだなあと。

そして、もう 4人が一緒に住んだり 演奏したりすることなんて
ないよなあ、と 半ばあきらめながら見ていました。
普通 現実だと、大抵は こういう荒波に負けて 自分の道を進んで行く
ことってできませんよね。
なんとなく 気持ちが離れていってしまって、結局それきりとか。

でも。
3人が1年経っても まきさんへの思いを忘れずに 結局 迎えに行って
しまうところはとてもうれしかったです。
テレビの前で見ている人たちも みんな同じ思いだったかと。
「周りのことなんて 気にしなくていいから、もう軽井沢のみんなの
ところに戻ればいいよ」
と まきさんにテレビ越しに言っていたと思います。
すずめちゃんが マキさんを「連れて帰る」と 抱きしめ、それを
家森さんが 後ろから抱きしめ。
いいシーンでしたねぇ。

その後、自分たちの夢である コンサートもすることができ(純粋に
演奏を聞きたいお客様でいっぱいではなかったとしても)、
そのまま 4人で暮らして 演奏し ハッピーエンディングとなりました。

あんな風に信頼できる仲間と 自分たちの好きなことをあきらめないで周りのことなんて気にしないで(これ、特に強調したいです。)
続けていけるのは とても幸せだなあ 羨ましいなあと思いました。

第8話で、それぞれの片想いの切なさが描かれたわけですが、
結局 恋愛の気持ちっていっときのもので、それよりも 4人は
「家族」というか 「絆」というかそちらで 強く結ばれたんだなあと。
恋愛のフワフワした 一時のものよりも 固い絆。

例えば、4人で このまま 孤独死することを心配する年までいっても
いい気がしました。
それは 普通は考えられない 不思議な関係かもしれないけど
それもいいのではないかなあと。

血はつながっていなくても、「家族」。ですよね。

スペシャル ありそうですね。

もう少し あの4人の続きが 見たい!



6、7話の 感想は⬇︎。



8話の 感想は⬇︎。









by lehuahousehawaii | 2017-03-23 22:49 | 映画・本・ドラマ