右にイプが並んでいますね。ここから 始まりです。
2013年10月23水曜日、14時から、鎌倉の鶴岡八幡宮で、
「東日本大震災でなくなられた方の鎮魂と、復興を祈る祈祷式」が行われました。
最初に、神主さんたちが祝詞を捧げ、その後 東大寺のお坊さんたちがお経を唱え、
次に巫女さんたちがお神楽「浦安の舞」を舞いました。
2時間くらいでしょうか。
そういえば、神主さんが、祝詞を捧げ その最後のほうで 「これでおしまい!」
(とはもちろん、いいませんが、そういう感じのとき。)
ふわぁーっと いい風がふきました。
あー神様、喜んでるなあと うれしくなりました。
奉納フラは、その後、参列者の方々が フラが見られるように席替えをし、その準備が
「ただいま、始める準備のお祈り(って言ったかしら??)をされていますので
もう少々お待ちください」
というアナウンスの5分後くらいに、ケクヒの方たちが入場しました。
名前をメモしなかったので、詳細は伝えられませんが、
最初に、ペレのフラ、カネやヒイアカの関係の神様のフラ、そして、真ん中では
ヒイアカが最初にホーポエから習って踊った最初のフラを披露、最後は子孫繁栄の
さすが、場作りが すごいです。
ハワイじゃなくて、日本なのに、しかも日本の神様の舞殿なのに、フラを踊る「場」を
もちろんチャンティングもすごい。神様、降りてきていましたね。
降りてくるというか、ダンサーももちろん、ちゃんとつながっている。
本人のエネルギーと、神様たちのエネルギーと、なんだかわけのわからないくらいの
ものすごい「調和」です。
私もロミのときには、そうするよう努力するんですが、自分の中を空っぽにして、
天道を開くんですね。
「集中!」というよりは、ふかく深呼吸して、自分を解放する。自分を手放す感じです。
ふわふわして、意識があるようなないような感じになるんですが、ケクヒの方々は
さすが、ペレに奉納している方々です。
ペレの島 ハワイ島は まだ とても若くて、今でも土地が作られていて、エネルギッシュ。
神様が すごくエネルギッシュだから ああいうフラが望まれるし、ハワイの神様も
喜ばれるんでしょうね。
それに対して、日本の神様は、「静」。
もちろん竜神さまもいますし いろいろですが、舞といい 祝詞といい、日本のカラーが
そのまま表れているなと思います。
静かなんですが その静けさの中にすべてがこもっていて、とにかく 優雅。美しい。
そういうものを神様は喜ばれてきたんだろうな、と思います。
だからといって、日本の神様は ケクヒの「舞」や、あの躍動的なエネルギーを
嫌がってるはずはなく、すごく受け入れて、とても喜んでいると思うんです。
「日本」そのものが、たべものでもなんでも
そうして、ニコニコしながら 自然に融合していく。
そういうおおらかさを持つ、日本の神様も大好きです。
これは、祈祷式の様子。左が東大寺のお坊さん。右が神主さんたち。
美しかった 神楽 「浦安の舞」
クム ケクヒ先生、準備中。
そして、フラの最中は、集中したくて、写真を撮らなかったので、あんまり写真ないの。
ごめんなさいね。