色が今ひとつわからないでしょうか(笑)白ワインのような色になります。とてもきれい。
6月に梅仕事をし始めてから もう早何年 経つでしょうか。
忙しいときは 億劫に感じるんですが やはり 「えい!」と仕込んで
しまうと出来上がりが幸せなので毎年作業してしまいます。
梅干しは作るときと 作らないときがありますが 基本的に梅ジュースは
毎年恒例行事です。
なのに、なぜか レシピをアップしていないので ここで1つ コツも
入れながらざっとアップしておきますね。
材料:
青梅 1キロ(に対し 氷砂糖1キロ) 増やしたかったら その割合で。
焼酎 (消毒用と別に 150cc ほど )
*今年は ホワイトリカーをやめて、いも焼酎「霧島」を買って
みました。ついでに晩酌できるかなと(笑)
保存用の瓶 (この時期はどこでも販売していますね。)
ピックか竹串など ヘタ取り用のもの
下処理:
1:お水で洗った後、梅のヘタを取っていきます。
私は 多少傷んでいる梅も 入れてしまいます。焼酎を入れるので
発酵しすぎることもなく 今まで失敗ありません。
2:一旦ふきんで拭いた後、ボールに焼酎を入れて ゴロゴロさせて
から キッチンペーパーの上で なんとなく乾かします。
(お酒なので 割とすぐ乾きますよ。)
この作業が30分ほど。
ちょっと飽きます(笑)。
3:綺麗なビニール袋に 梅をゴロゴロと全部入れ、しばって 冷凍庫へ
GO。
*冷凍させることで 組織が壊れて 中の成分が出やすくなるんですって。
これで 1晩くらいは置いておきます。
私は 忘れていて2日ほど 経ってしまいました。
いよいよ梅ジュースを作っていきます。
4:ビニール袋ごと 冷凍庫から取り出し、シンクにでもおいて
しばらく解凍。
(小1時間以上たってもやや凍っているくらいな感じ。結構時間が
かかります。)
5:瓶を 焼酎で消毒します。 私はキッチンペーパーに 焼酎をつけて
拭いています。
6:解凍した梅(多少硬くても大丈夫)に 竹串などで ぷすぷす穴を
開けていきます。
*これでさらに 組織が壊れやすくなるそうですよ。
7:順次、瓶の中へ投入。
8:梅→氷砂糖→梅→氷砂糖のように 入れていき、終わったら最後に
焼酎を150ccほど回しいれ、蓋をして 終了。
(アルコールが入るといえば入るんですが、1年後に開けたとき
まったく気にならないんです。でも全くアルコールがダメな方は
やめておいた方がいいんでしょうかねえ。
通常の梅酒は 2リットルくらいお酒を入れて 作るようなので それに
比べると 全く微々たる量なんですよね。そうそう。さらに飲むときは希釈しますから。)
9:1、2日は 朝に晩にと 気になったら 梅と氷砂糖を混ぜるように
両手で持って瓶ごと揺らします。
一ヶ月ほどでできるんですが、寝かせるとさらに美味しくなるようですので 私は1年後のものを飲むようにしています。
そういえば、作り始めた最初の頃(ハワイに行く前)は 上の下処理を
ちゃんとしていなかったので 綺麗な透明にはなりませんでした。
そうそう。当時 そんな裏技があるとは知らなかったんですよね。
やっぱり ちゃんと手を抜かずに作業すると そのようになるんだなあ!
今年も美味しい梅ジュース。
今年は梅が出るのも早め。今が仕込みのタイミングでしょうか。
タイミングが合う方は、ぜひやってみてくださいね。
霧島が美味しくて(あ、それは別件ですね(笑))今年は1キロしか作らなかったので瓶が大きい。
イタリアに留学されていた 高野仰さんの「inna morata」 とても素敵なグラスで 夏が来るとこれを出します。が、ころころと転がるので手で持って色を撮影してみました。きれいな白ワイン色です〜。